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垂れ幕の設置方法とは?設置場所や加工方法に応じた選び方

垂れ幕の設置方法とは?設置場所や加工方法に応じた選び方

垂れ幕の設置方法は設置場所や使用目的によって異なります。屋内と屋外で求められる素材や固定方法が違うため、それぞれの環境にあわせた方法を選ぶことが重要です。特に屋外では風の影響を考慮した設置方法が求められ、屋内では軽量で設置が簡単な方法が推奨されます。

この記事では、屋内外の設置方法に加え、加工方法や使用する器具についても解説します。適切な選び方を知って、垂れ幕を効果的に活用しましょう。

垂れ幕の設置場所に応じた設置方法の選び方

垂れ幕の設置例

垂れ幕の設置方法は、屋内か屋外かによって大きく異なります。設置環境に適した生地や固定方法を選ぶことで、より長く使用できます。ここでは、屋内と屋外それぞれの設置方法について解説しますので、ぜひご確認ください。

屋内設置の場合

屋内での垂れ幕設置は、天井や壁、展示ブースなどが一般的です。たとえば、展示会や商業施設、学校のイベント会場などでよく使用されます。風の影響を受けにくいため、軽量な生地でも設置が可能です。

設置方法としては、金属面に固定しやすいマグネット、ガラス面に吸着できる強力吸盤フック、移動が容易なスタンドなどがあります。

屋外設置の場合

屋外では風や雨の影響を考慮する必要があります。耐水性や耐光性に優れたターポリンやメッシュターポリンなどの生地を選ぶことで、長期間の使用が可能です。

設置場所によっては、ロープや結束バンドを使ってフェンスやポールに固定したり、壁面にボルトでしっかりと取り付けたりする方法が適しています。

さらに、強風対策として「風抜き穴(ウインドスリット)」を施すと、幕が風にあおられるリスクを軽減できます。

以上のように、屋内・屋外それぞれの環境に合わせて適切な設置方法を選ぶことが重要です。

垂れ幕をハトメ加工で設置する方法

ハトメ加工

垂れ幕や横断幕の設置には、ハトメ加工がよく使われます。
ハトメ加工とは、紐を通すための穴を開け、金具で補強する方法です。この加工により、フェンスや壁にしっかり固定し、吊るして設置できます。以下に、ハトメ加工を活用した設置方法を詳しく解説します。

フェンスや壁に設置する方法

フェンスに設置する際は結束バンドやロープを使用し、ハトメ部分をしっかり固定しましょう。特に風の強い場所では、ハトメの数を増やして固定箇所を多くすることで耐久性が向上します。

また、ロープの素材にも注意が必要です。屋外設置では、雨や紫外線に強いロープを選び、適度な張力をかけて固定しましょう。これにより、バタつきを防ぎ、長期間安定した状態を保てます。

一方、壁に設置する場合は、フックやマグネットを活用すると手軽に固定できます。屋外のコンクリート壁など、フックやマグネットが使えない場所では強力な両面テープやボルトを使った方法が効果的です。

吊るして設置する方法

イベント会場や屋外スペースでは、吊るして設置する方法も有効です。天井や梁にフックやワイヤーを取り付けることで簡単に設置できます。また、S字フックや吸盤フックを活用すると、イベントなどでの設営や撤去がスムーズにおこなえます。

ただし、屋外で吊り下げる場合は風の影響を受けやすいため、ウェイトや固定ロープを併用して安全性を高めるようにしましょう。

設置方法によって使用する器具や固定方法は異なります。ハトメの取り付け方や、適した取り付け器具については、以下の記事でも詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

垂れ幕を棒袋加工で設置する方法

棒袋加工

棒袋加工とは幕の上部や上下両端を袋状に縫製し、ポールを通して設置できるようにする加工方法です。生地を折り返して縫うと強度が増し、しっかりと固定できるため、屋内外の広告や看板として活用されます。棒袋の幅は「棒の直径×2+2cm」が目安となります。

棒袋加工で垂れ幕を設置する際は、ポールやパイプを通して固定するのが一般的です。幕の上下にポールを通し、上部のポールを壁やフェンス、柱にロープなどでしっかり固定しましょう。下部のポールには重りを取り付けることで、幕をピンと張った状態に保てます。

垂れ幕を設置する際に使用する器具

垂れ幕や横断幕、タペストリーを設置する際には、用途や設置場所に適した器具を選ぶことが重要です。屋外での耐久性や風対策、室内での見栄えや利便性を考慮し、適切な器具を活用しましょう。ここでは、一般的に使用される器具とその特徴を紹介します。

器具 目的や用途 特徴
ロープ・結束バンド フェンスや柱に固定する 長さが調節可能で、設置場所を選ばない
S字フック・吸盤フック 壁や天井、レールなどに取り付ける ガラス面やツルツルした壁にも対応可能
マグネットフック 金属製の壁やパネルに設置する 取り外しが簡単で、跡が残らない
スタンドや自立式バナーキット イベントや展示会で活用する 設置場所の変更が容易にできる
ウェイト(重り) 屋外での使用時、風の影響を抑える コンクリートブロック、御影石、注水式ウエイトなど選択肢が豊富

垂れ幕の設置方法は、用途や環境によって多種多様です。設置場所や使用シーンに適した器具を選びましょう。
器具は、ホームセンターやネット通販で購入が可能です。

垂れ幕を設置する際の注意点

垂れ幕を設置する際の注意点は、安全性、風対策、素材選びの3つです。

まず、安全性を確保するために、設置後は定期的に固定状態を点検しましょう。特に高所での作業は専門業者に依頼するか、十分な安全対策をおこなうことが大切です。

屋外での設置では風抜き穴(ウインドスリット)やメッシュ生地を活用し、強風地域では複数の固定ポイントを設けるなど必要な処置を検討しましょう。

また、素材選びでは、長期間の屋外設置には耐候性の高いターポリン素材が適しており、短期間の屋内設置ではポリエステルや布製が選択肢となります。

以上の点を守ることで安全かつ効果的な設置が可能です。

垂れ幕の保管方法とお手入れ方法

垂れ幕を長く美しく保つためには、適切な保管とお手入れが重要です。特に、使用後に必要な処置をおこなわないとシワや色あせ、劣化の原因となってしまいます。以下に、ターポリンとトロマットの保管方法とお手入れ方法について解説します。

ターポリン生地

ターポリン製の垂れ幕は折りたたむとシワがつく可能性があります。印刷面を内側にし、筒状に丸めて保管するようにしましょう。濡れている場合はしっかり乾かしてから丸め、直射日光の当たらない風通しの良い場所で保管することが重要です。

汚れた場合には、やわらかい濡れ布でやさしく拭き取ります。無理に力を入れて拭くとインク剥がれの原因となるため慎重におこないましょう。

トロマット生地

トロマットはやわらかいため、印刷面を内側にして折りたたんで保管することが可能です。保管する際は、直射日光の当たらない、風通しの良い場所を選びましょう。保管時にシワがついた場合は、物干しなどにかけておくと自然に解消されます。

垂れ幕が汚れた際は、ぬるめのお湯で押し洗いや手揉み洗いをしましょう。洗剤を使う場合は、刺激の弱い中性洗剤が推奨されます。洗濯機の使用やクリーニングは、印刷剥がれや色移りの原因となるため避けてください。

また、シワを伸ばす場合はあて布をして低温でアイロンをかけます。ただし、スチームアイロンは色移りの原因になるため使わないようにしましょう。

横断幕や垂れ幕の保管・お手入れ方法について、さらに詳しく知りたい方は、以下の記事をご参照ください。

まとめ

垂れ幕を屋内に設置する際は軽量素材、屋外設置には耐久性の高い素材を選び、風の影響を考慮した設置方法が必要です。ハトメ加工や棒袋加工を活用することでよれにくくなります。使用したあとは適切な保管とお手入れを心がけ、美しい状態を保ちましょう。

当店では、オリジナルの垂れ幕を制作しております。ぜひご活用いただき、店舗運営やイベントでの効果的なPRにお役立てください。

横断幕・垂れ幕

※当店では垂れ幕を取り付ける器具の取り扱いはございませんので、予めご了承ください。